PHOTO GALLERY 写真で見る! 中国の魅力

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上海博物館は1F~4Fまで参観できます。


1階 : 中国古代青銅館・中国古代彫刻館

中国青銅時代は紀元前21世紀頃に始まり、紀元前12世紀~前11世紀が隆盛期でした。

当時青銅は貴重な金属として、儀礼用器として祖先心霊の祭祀、貴賓の招宴、荘重典礼などのシーンで用いられました。

使用する青銅器の種類や数量は、地位と権力の象徴を表していました。

青銅芸術は黄河と揚子江中下流に集中しており中華民族の最も光り輝く文化遺産のひとつです。










2階 : 中国古代陶磁器館・暫得楼(ざんとくろう)陶磁器館

新石器時代に人類が定住生活を始め火を使用する様になり、陶器が生まれました。

泥土や粘土を火にあぶると固くなることにヒントを得、器物を焼成しました。

粘土をひも状にし、器物の底側から巻き上げていく“粘土ひも巻き上げ法”にはじまり、ろくろを用いた“輪製成型法”が主な製法です。

陶器は鉄分含有量が3%以上の粘土を用い1000℃以下で、磁器は鉄分は3%以下で1200℃以上で焼いて作られました。

唐三彩は唐代の彩色釉(うわぐすり)陶器の通称で日本人にも馴染み深い陶器です。










3階 : 中国歴代絵画館・両塗軒(りょうとけん)書画室・中国歴代印章館・中国歴代書蹟(しょせき)館

書蹟は中国特有の古代の伝統的な芸術で、中国文字の形態の変遷過程と美の追求を表しています。

中国の印章は、古璽(こきん)印と人物篆刻(てんこく)があります。

社会構造の変化にともない、印章も個人の証明、役所や役人が執政権力の象徴として広く使用されました。

16世紀の明代からは、印章は文人書画と融合し、きらびやかな文人篆刻(てんこく)芸術を生み出しました。










書法一覧 出典 : 上海博物館教育部資料より


古代璽印文字 出典 : 上海博物館教育部資料より


4階 : 中国少数民族工芸館・中国古代玉器館・中国明清家具館・中国歴代貨幣館

中国は多民族国家で、56の民族が中華文明を築き上げて来ました。

各民族は融合し、繁雑で華やかな文化を築きました。

各民族の染織工芸品、漆器、装身具などが楽しめます。

人類の歴史の中で貨幣は商品の流通に伴い自発的に生まれたものです。

中国では新石器時代に天然貝を、 実物貨幣として使用していました(貝幣)。

その後商品交換が発展するに伴い金属貨幣が出現しました。

上海博物館自慢の展示コーナーです。当時より“地獄の沙汰も金次第”と言われていたとか・・・・・?