上海のタクシー

【上海市内のタクシー料金】

   ●昼間 基本料金 14元/3kmまで、 3km以上 2.5元/1km

   ●夜間 基本料金 18元 (23:00~5:00)


2015年11月より、ミニバンタイプの初乗りは16元に値上げされました。初乗りの3kmを超えた料金も1kmあたり 2.4元より2.5元に値上げされました。また渋滞などの低速状態は、4分経過で1km走行と見做されます。(値上げ前は 5分経過/1km でした)


タクシーは、「大衆」(水色) 「錦江」(白) 「海博」(ブルー) 「強生」(黄色)等、大手タクシー会社を選びましょう。

ちなみに、赤色は個人タクシーです。

タクシーを降りる際は、忘れ物・各種問い合わせを想定し、発票(ファーピアオ=領収書)を貰いましょう!

上海の地下鉄

乗車毎に切符を購入してもよいですが、
   ●1日乗り放題券     15元
   ●3日間乗り放題券   45元
もあります。


改札を入ると大きな荷物は検査機を通す様、指示される場合があります。

 

料金の精算は、改札出口横にある“服務中心”で行えます。

 

地下鉄路線図

【地下鉄路線図】 ※画像をクリックすると拡大


荷物検査機 地下鉄乗り放題券 地下鉄サービスセンター 地下鉄のマナー
地下鉄の荷物検査機 地下鉄乗り放題券 地下鉄サービスセンター 地下鉄のマナー

 


地下鉄各路線の概要

1993年に上海の地下鉄が開通し、約20年で急速に拡大をしました。4号線が上海市内を環状に囲み、その中を東西南北に地下鉄が走っており、郊外へは放射線状に延びています。車両はドイツ製・フランス製の2種類を導入しており、地下鉄は現在も延長・新設の工事が行われ、2014年末には12路線・総延長548kmとなりました。ちなみに東京の地下鉄は13路線・約304km、大阪は8路線・約130kmです。世界一の座は北京市と争っています。上海は2020年に、22路線・877kmを計画しています。

 

【1号線の概要】

上海で最初に開通した路線で、上海市街地を南北に結ぶ大動脈となっています。北は宝山区のベッドタウンに始まり、雑技が行なわれる上海馬戯城駅、上海火車站(上海駅)を抜け、上海市の中心部である人民広場駅に至る。人民広場駅からは、骨董品・古書・陶器などを楽しめる福州路や城市規劃展示館・上海博物館へも行けます。新天地の最寄り駅である黄陂南路を過ぎ、欧米人がたむろするバーや若者のデートスポットである淮海路につながる衡山路駅が沿線にあります。更に南下すれば上海のベットタウンとして発展を遂げている閔行地区へと繋がっています。

◆1号線沿線の観光スポット上海雑技団

【2号線の概要】

上海市街地を横断し、上海虹橋国際空港と上海浦東国際空港を繋いでいます。西側の商業で賑わう中山公園駅を過ぎ、上海4大叢寺のひとつである静安寺のある静安寺駅、有名な観光スポットである南京路や外灘(バンド)に近い南京東駅、東方明珠テレビ塔など浦東の超高層ビルが立ち並ぶ金融街の陸家嘴を経由し、東方芸術中心などの文化施設がある上海科技館駅に至る。

◆2号線沿線の観光スポット環球金融中心

【3号線の概要】

市街地の鉄道路線を廃線にしその跡地に建設した路線のため、ほぼ全線で高架を走る。上海市の南北を西側に弧線を描いて結んでいます。宣山路駅―宝山路駅間で4号線と線路を共有していますので、電車の乗り間違いに注意してください。北は宝山 区から始まり、日本人に馴染み深い魯迅の記念館などの最寄り駅である虹口足球場駅、上海最大のショッピングモール“月星環球港”がある金沙江路駅や、龍華古寺(龍漕路駅)・上海植物園(石龍路)などが沿線にあります。

◆3号線沿線の観光スポット魯迅

【4号線の概要】

上海の中心部をぐるりと取り囲むように設置された環状線で、内回りが時計まわり、外回りが反時計まわりで運転される。一部路線は、3号線とレールを共有しており、ほぼ交互に運行が行なわれている。沿線には、ギャラリーが集結している“M50”の最寄り駅である中潭路駅、大連路駅の煙草博物館、西蔵南路駅の当代芸術博物館など、日本人観光客にあまり知られていない穴場観光スポットが点在しています。

◆4号線沿線の観光スポットアートスポット他

【5号線の概要】

上海市南西部のベッドタウンや工業地区として開発が進んでいた閔行地区の交通事情を改善するために建設された路線。
地下鉄1号線の終点である莘庄駅から閔行区を南下し、黄浦江近くの閔行区南部までを結んでいる。

 

【6号線の概要】

黄浦江の東側の浦東新区を走る路線で、北側の外高橋保税区から水泳などの国際大会が開催される東方体育中心(駅)までを南北に結んでいます。沿線には外国人が行くべき観光スポットはありませんが、寺院巡りが好きな方には、大規模な道教寺院である欽賜仰殿(源深体育中心駅)が、訪問先の候補となります。

 

【7号線の概要】

上海市の北西部から南東部にかけてL字型に貫く路線。カシミヤ・シノワズリ・手芸品・藍染め・プロバガンダアート・民族雑貨などを楽しめる常熟路駅、静安寺以外にダンスホール・雑技団・民族刺繍・デパートなどの商業地である静安寺駅、中国最大の私設美術館“龍美術館”がある花木路駅と、「中国通」の方にお薦めの路線です。

◆7号線沿線の観光スポットその他の博物館・美術館

【8号線の概要】

上海市北東部の楊浦区と市街地を結ぶ結ぶ路線。楊浦区を南北に走り、魯迅公園(虹口足球場駅)を経て、古い商業エリアの四川北路を通り、上海へ行ったら必見の上海博物館のある人民広場駅に至る。更に南下すれば、老西門駅の孔子廟や紹興酒レストランを堪能し、旧上海万博跡地である中華芸術宮駅で、上海美術館を楽しみましょう。観光スポットが目白押しの路線です。上海の歴史・文化・ショッピングを十分に堪能できる路線です。

◆8号線沿線の観光スポットグルメ>紹興酒レストラン

【9号線の概要】

上海市東部の浦東新区から市街地の南部を東西に貫き、上海の発展の基礎となった松江地区までを結ぶ路線。浦東のターミナルである世紀大道駅を過ぎ西へ向かうとクルーズ乗り場が最寄りにある小南門駅、更に西に進むとファッションとアートが融合した観光スポット“田子坊”に、立ち寄ってみたい。更には上海有数の商業街で教会でも有名な徐家匯に乗入れる。漕河涇開発区を経て、水郷古鎮の七宝駅へ。沿線沿いには辰山植物園もある。

◆9号線沿線の観光スポット田子坊

【10号線の概要】

復旦大学のある上海の北東部から市街地を斜めに横断し、虹橋国際空港や虹橋鉄道ターミナルへ繋がっています。上海に行けば中国人も外国人も訪れる有名な観光スポットである南京路(南京東路)、浅草を連想させる日本人にも知名度の高い観光スポットである豫園(豫園駅)、孫文の夫人である宋慶齢の陵園(宋園路駅)など、上海の一押し観光スポットで賑わう路線です。また沿線には同済大学、交通大学、東華大学など著名な大学や上海図書館など文化・学術の沿線であると同時に、洗練された上海を楽しむことが出来るエリアの新天地もあります。

◆10号線沿線の観光スポット豫園

【11号線の概要】

上海の北西 嘉定区から南東に走る路線。嘉定ではニュータウン開発が盛んで駅前は高層マンションが林立しています。F1GPが開催される上海サーキット場を経て、高速鉄道に連結する上海西駅を南下すると、上海の築地 銅川路水産市場(真如駅)に繋がります。更に南下し市街地を縦断し黄浦江を渡りますと、2015年末に開園予定の上海ディズニーランドへの乗り入れや、江蘇省昆山市の鉄道への乗り入れが計画されています。

◆11号線沿線の観光スポット市場

【12号線の概要】

浦東の外高橋地区から閔行区まで上海市内を北東から南西に斜めに横断する路線。現在は金海路から曲阜路までが開業しています。全線で地下を走り、地上は走らない路線となっています。天童路駅には、上海で最大規模の服装問屋街があります。 上海庶民のみならず近隣の小売り業者も買付けに来ている桁違いの問屋街です。隣駅の曲阜路駅には、ビル1棟が漢方薬の卸商で占められています。一般的な観光スポットだけでなく、こういった中国の一面を見るのも旅の楽しみです。是非あなたも上海通の仲間入りをしてください。

◆12号線沿線の観光スポット七浦路服装市場

【13号線の概要】

市街地北西部の金沙江路駅より、西部側に延びる路線。金沙江路駅には、総建築面積48万㎡世界最大級の巨大ショッピングモール“月星環球港”が、そびえ立っています。因みに東京銀座のの三越は、8万㎡です。新中間層をターゲットにしたH&M・ GAP・DIESEL・ユニクロ・MUJIなどのブランドが多数入居しています。2011年末、中国には3000弱のショッピングモールが存在しましたが、2015年末には4000へと増える見込みです。上海にも沢山のモールがありますので、少し覗いて見ましょう!

◆13号線沿線の観光スポットショッピング

【16号線の概要】

11号線の終点 羅山路駅から南東に延びる路線。限られた時間で旅行される方は特に行く必要はないでしょうが、野生動物園が沿線にあります。このサファリパークは、良い意味で我々日本人を裏切ってくれます。

 

【22号線の概要】

上海南東の上海南站駅から、金山区近郊を結ぶライフライン。中国の鉄道 金山線を改良し建設された路線です。

 


路線別始発・終電時刻

【始発・終電時刻】

各路線で時刻は異なりますが、始発は5時半頃より、終電は22:30頃までです。

終電時刻は日本に比べかなり早いので、ご注意ください。